「色気がヤバかった」「最高の出来栄え」「続編を観たい!」

早くも反響の声が続々! 高畑淳子、豊川悦司演じる“梅安”を「当たり役」と絶賛!

時代小説の大家・池波正太郎の生誕100年を記念し、二部作で製作された映画『仕掛人・藤枝梅安』。

第一作は2月3日(金)に公開し、多くのファンから厚い支持を集め、昨日4月7日(金)に待望の第二作が公開となり、早くもSNS上では「豊川悦司さんを筆頭に演者さん達の色気がヤバかった」「ただただ圧巻、極めて上質な時代劇であり、最高の出来栄え」「また、この二人(豊川悦司と片岡愛之助)で続編を観たい!」と早くも話題を呼んでいる。

そして、公開2日目にあたる本日、東京・新宿ピカデリーでの上映後に開催された舞台挨拶に、主演の藤枝梅安役を演じた豊川悦司と、梅安の身の回りの世話をする、おせき役を演じた高畑淳子、本作でメガホンをとった河毛俊作監督、宮川朋之エグゼクティブ・プロデューサーが登壇し、舞台挨拶を行った。

舞台挨拶では、冒頭から豊川が「今日はおせきを連れて参りました!彦さんが梅安の“右手”なら、おせきは“左手”です。梅安という作品にとっても重要なキャラクター。これまで第一作から何回も舞台挨拶をしていますが、やっと今日高畑さんをお迎えすることが出来て嬉しく思います。」と念願の思いを伝えると、高畑は「(これまでの)舞台挨拶の映像を見ていて、『私はここにいないんだな』と思っていたので、今日は嬉しくて、嬉しくて!」と興奮気味に応えた。

また、第一作と第二作をともにした、梅安(豊川)とおせき(高畑)の共演シーンの話になり、河毛監督が「豊川さんに梅安を演じていただくことが決まって、次にご相談したのが高畑さんのおせき。絶対に良くなると思った!」と明かすと、高畑は「どうして私を思い付かれたんです!?」と驚きを隠せない様子だった。

今回の舞台挨拶では、サプライズでお客様からの質問に登壇者(キャストと監督)が答える“質問コーナー”が設けられ、実際に作品を観たお客様との生のやり取りで、会場が笑いに包まれる一幕もあった。

<質問コーナー>

Q.お気に入りのセリフや注目して聞いて欲しい言葉などはありますか?

豊川「大森(寿美男)先生の書くシナリオは本当に素晴らしくて、セリフを一つ一つ言うのが楽しくて、どれかを選ぶのは難しいですけど、『おせき、明日も頼む』というひと言の中に、色々な梅安の思いが詰まっているような気がして、すごく心に残ります」

Q.お二人での撮影中の裏話やエピソードはありますか?

高畑「(撮影の中で梅安に)お着物を着せるときがあったんですけど、『あれ?腰はもっと下にあるものでは?』、『目の前に腰があるぞ』と思って、ビックリしました(笑)」

豊川「(高畑さんを舞台挨拶に)呼ばなきゃ良かったね(笑)」

高畑「なんでですか~。おせきさんと同じ気持ちですよ。楽しくて楽しくて(笑)」

豊川「お料理もそうですし、今の着替えもそうですけど、今でいう“ハンガー”、昔でいう“衣紋掛け”も使いにくいものですけど、テキパキされて、さすがだなと思いました。」

Q.おせきさんと梅安先生のシーン以外で、お気に入りのシーンはありますか?

高畑「映画がとにかく面白くて、映画の中の音楽の女性の声が素晴らしくて…どこで見つけられたんですか?あの音楽が素晴らしくて、内臓をえぐられるみたいな声で…」

河毛「作曲家の川井憲次さんはボイスを使うのが得意な方で、あの方はモンゴルの民謡を歌う方です」

豊川「自分が出ていないシーンは映画で初めて観るわけですが、(菅野)美穂ちゃんと(佐藤)浩市さんのシーンも素晴らしかったですし、高橋ひとみさんと石橋蓮司さんのシーンも何とも言えないコンビネーションがあって面白かったです」

Q.(第二作の中で、おせきさんが梅安先生の“おみ足”を洗うシーンがすごく気になったので、

その時の感触などあれば、教えて下さい。高畑「それはもう…役者冥利でしたよ。こんなことは最初で最後だろうなと思いながら、洗ったのを覚えております」

登壇者コメント

〇藤枝梅安役 豊川悦司

〇おせき役 高畑淳子

〇河毛俊作監督

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【映画「仕掛人・藤枝梅安㊀㊁」公開情報】