金融機関が振込履歴を不審に思い発覚、54歳女性が719万円詐欺被害

京都府警福知山署

 京都府警福知山署は8日、京都府福知山市の理容院経営の女性(54)が、アルバイトの勧誘名目で現金719万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性が2月15日、SNS(交流サイト)上のアルバイト広告を見ていたところ、「指定された商品を購入すれば、商品代金に応じて配当金がもらえる」とのメッセージが届いた。その後、商品の購入代金や損害金を求めるメッセージが相次ぎ、女性は2月20日から4月6日までの間、指定された口座に15回にわたって現金計719万円を振り込んだという。金融機関が振込履歴を不審に思い、6日に連絡した。

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