田村淳、ムツゴロウさんの思い出は映画『子猫物語』

8日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、ムツゴロウの愛称で親しまれていた作家の畑正憲さんが亡くなったことを受け、小学校時代の思い出について語った。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナー開始前に、5日に亡くなった畑さんの話となった。

淳は直接会ったことはなかったそうだが、畑さんに関係した思い出はあるそうで「『子猫物語』って映画を小学校のときだったかな? ムツゴロウさんが監督した。あれ2回観に行ってるんです」と明かし、ライターの速水健朗氏から「珍しいですね」と言われた。

淳は「そうなんです(笑)」と答え、「動物は、動物園に行くのはあまり好きじゃないんですが、ムツゴロウさんが動物と戯れるとか、なにかメディアを通して動物を見るのは好きだったんです」と説明したのだった。

他に淳は、畑さんが、指をライオンに噛まれた際、とっさにとった行動も印象に残っているとのことで、「ムツゴロウさんは、噛まれたときは(手を)引くんじゃなくて、ライオン喉の方に手をグッと追いやると、えずいて手をはなしてくれるという話を聞いて」と話した。

このとき畑さんは、噛まれたことで、中指の第1関節から上を失ったが、直後にえずいたライオンが手をはなしたこで、もっと重大な事故につながることは避けることができた。淳は「そんなの瞬時にできるのだろうかって思って僕、動物と接するときにいつもそういうことよぎらせるんですけど」と明かしたが、自身はチワワに噛まれた際も手を引いてしまったので、無理だろうと明かしたのだった。

なお、畑さんが監督した『子猫物語』の音楽は、3月28日に亡くなった坂本龍一さんが担当していた。

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