シーガルズ V2群馬銀行に3―0 9日に入れ替え第2戦 残留決定へ

第1セット、強打を放つ岡山シーガルズの金田修佳=アオーレ長岡

 バレーボールVリーグの1部と2部の入れ替え戦は8日、新潟県長岡市のアオーレ長岡などで開幕し、女子で1部11位の岡山シーガルズは2部2位の群馬銀行に3―0で快勝した。

 入れ替え戦は2試合制。先勝したシーガルズは9日の第2戦で1セットでも取れば、残留が決まる。

 女子のもう1試合は、2部1位のアランマーレが1部12位の姫路をフルセットの末に破った。

 男子は1部9位のVC長野が2部2位の富士通を3―1で退け、2部1位のヴォレアス北海道は1部10位の大分三好にフルセット勝ちした。

岡山シーガルズ3―0群馬銀行

25―18

25―12

25―18

 【評】岡山シーガルズは競り合いになった第1セットをものにして勢いづいた。金田、高柳両レフトの攻守に安定感があり、18―16から突き放した。その後の2セットはサーブで前後左右に揺さぶる狙いが当たり、相手の攻撃を機能させなかった。川島が3本のブロックを決めるなどブロック得点は相手の2に対し、13と大きく上回った。

 群馬銀行はハンタヴァが12得点と気を吐いたが、全体に攻撃や連係のミスが目立ち失速した。

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