木村拓哉 「海は“向き合う相手”」撮影秘話を語る 『THE SWARM/ザ・スウォーム』ついに最終章

『THE SWARM/ザ・スウォーム』の最終章となる第7話&最終話が、4月8日(土)からHuluで独占配信。日本からは、出演している木村拓哉が最新インタビューで充実の撮影を回顧。印象的だったシーンも語った。

世界中から注目を集める超大型深海SFサスペンス『THE SWARM/ザ・スウォーム』(全8話)。

オンライン動画配信サービスHuluが参画した本作は、各国の実力派キャストたち、さらに日本から木村拓哉も出演し、映像化不可能と言われたドイツのベストセラー小説「深海のYrr(原題:Der Schwarm)」を、ヨーロッパ制作のテレビシリーズ史上最大級の制作費で映像化。世界の海で突如不可解な現象が巻き起こる中、異変にいち早く気づいた各国の研究者たちが、全身全霊で全容解明に挑む姿をスリリングかつダイナミックに描いた本作は、国境を越えた大ヒットを記録している。

■木村拓哉が最新インタビューで充実の撮影を回顧(以下、木村拓哉のコメント)

今回、出演の声をかけていただけて嬉しかったです。撮影の場に身を置いてみて感じたのは、作品にかける現場の雰囲気というのは、どこの国でもどの場所でも同じものなんだということです。年齢も国籍も違う多様性あふれる現場だったので、もし嫌なこと、苦しいこと、辛いことが目の前に現れたとしても逃げずに乗り越えようということはいつも思っていました。主要キャストが全員揃うシーンでは、みんなのコミュニケーションやディスカッションに食らいついていく感じでした。

フランク・ドルジャーは包容力もあり、非常に丁寧な方。現場にずっといて、全員を見てくれていて、困っている人がいないかなど、しっかりとアンテナを張ってくれていたので、一緒にお仕事ができて本当に恵まれているなと感じました。また、リモート会議での撮影では、アレックスが現場に来て、カメラの横で会話や相槌を打ってくれたのでものすごく助かりました。

作品内では“海”が人類に対して色々な形でメッセージを送ってきます。海洋異変を描いたシーンの脚本を読んだ時は、どうやって映像化するんだろう?と思っていたのですが、実際の映像は想像以上の仕上がりになっていました。“自然がもし人類に対して本気で怒ったらこんなに怖いことが起きるんだよ”というのがリアルに実感できると思います。今回の出演をきっかけに、僕自身も東京湾でクジラが発見されたとか、千葉の海岸にイルカが打ち上げられたといったニュースを見て、「それはなぜなのか?」「その背景には何があるのか?」と、より深く考えるようになりました。この作品では、海をしっかりと“向き合う相手”として捉え、人間同士と同じように、相手の立場に立って考えることが大事だというメッセージが描かれています。ある意味ファンタジーとしても見られるし、現実的な目線で「このままでみんな大丈夫?」と警鐘も鳴らしてくれる作品なので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

Hulu オリジナル『THE SWARM/ザ・スウォーム』(全8話)

4 月8 日(土)から【第7話・最終話】独占配信
Hulu:https://www.hulu.jp/

写真提供:©SchwarmTVProductionGmbH&CoKG

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