レイズがすべて4点差以上で開幕8連勝 藤浪晋太郎は2敗目を喫す

【アスレチックス0-11レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズはアスレチックス先発の藤浪晋太郎を5回途中5失点でノックアウトするなど、中盤3イニングで大量9得点。最終的には11対0で大勝し、開幕からの連勝を8に伸ばした。開幕8連勝は2003年のロイヤルズ以来。また、「すべて4点差以上の開幕8連勝」は歴代2位の記録である。レイズ先発のジェフリー・スプリングスが7回3安打無失点の快投で2勝目(0敗)をマーク。藤浪は5回途中3安打5失点で2敗目(0勝、防御率17.55)を喫した。

藤浪の前に序盤3イニングは無得点に封じられていたレイズ打線だが、4回裏に二死2・3塁のチャンスを迎え、アイザック・パレイデスのタイムリーで2点を先制。5回裏は3つの四死球で一死満塁とし、アロザレーナが2点タイムリーを放って藤浪をノックアウトした。その後もマニュエル・マーゴの2号ソロ、ブランドン・ラウの1号2ラン、アロザレーナの2号2ランなどで着実に加点。終わってみれば11対0の大勝となった。

「すべて4点差以上の8連勝」は開幕からの記録に限定しなかったとしても、1939年のヤンキース以来84年ぶりという快挙。開幕8試合で64得点・18失点と圧倒的な力を見せつけており、開幕8試合の得失点差+46は1901年以降のメジャー記録を更新した。好調レイズを相手に、アスレチックス先発の藤浪は苦戦。5回途中まで79球(うちストライク40球)を投げ、被安打3、奪三振1、与四球4、失点5で敗戦投手となった。

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