【大分】JAおおいた大分市大葉部会が5日、市特産のオオバの消費拡大を目指し、市内でオオバの料理教室を開いた。イタリア料理店「ヴィア・デッラ・キエーザ」(同市中央町)代表の黒川明さん(50)が講師となり、オオバの活用法を教えた。
大葉部会員ら10人が参加。黒川さんはオオバを巻いて香り付けした豚スペアリブや、オオバ入りパン粉で焼いた野菜、オオバのジェノベーゼソースを使ったパスタの3品を作った。料理研究家の坂本薫さん(46)=同市=が美しく盛り付け、全員で試食した。
新型コロナウイルス禍で売り上げが減少した打開策として、2020年7月にインスタグラム(写真共有アプリ)を開設。大葉部会の安東幸治さん(53)が中心となり、定期的にオオバを使った料理のレシピを公開している。
甲斐武範部会長の妻、豊子さん(67)は「オオバは栄養価が高く、免疫力を高められる。プロの料理家に協力してもらい、今後もオオバの良さを発信したい」と話した。レシピは順次、大葉部会のインスタグラムで公開する。