3H猛打賞で打率.333!打撃不振の佐藤輝明など阪神打線の起爆剤に岡田監督も1軍昇格目論む強打者とは!?

ミエセスが3安打猛打賞

4月8日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「5番・DH」で先発出場したヨハン・ミエセスは、5打数3安打1打点。今シーズン初の猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。

3回、2アウト1塁の場面で打席に立ったミエセスは、オリックスバファローズ先発の山崎福也の6球目120kmチェンジアップを泳ぎながらもレフトへ運び、2アウトながら1、3塁のチャンスを演出。しかし、続く前川右京がライトフライに倒れ、追加点は奪えなかった。

さらに、5回1アウト走者なしの場面で、再び山崎福也の2球目120kmチェンジアップをレフトへ運び、マルチヒットを記録。

最後は9回1アウト満塁のチャンスの場面で、オリックスバファローズ5番手・入山海斗の4球目147kmストレートをライトへ運び、タイムリーヒットにし、3安打猛打賞を記録した。

ミエセスは、オープン戦で14打数4安打5打点1HR、打率.286と結果を残していたが、岡田監督も迷った末、あと一歩の所で開幕1軍を逃していた。

今シーズン初の猛打賞を記録したミエセスは、打率.333と打撃が上向き始めており、豪快な一発で佐藤輝明など打撃不振で得点が奪えていない阪神タイガース打線の起爆剤として、岡田監督も期待を寄せているはずだ。

ミエセスが1軍昇格を果たし、豪快な一発で阪神タイガース打線の起爆剤となれるのか注目だ。

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