大健闘!大井のマンダリンヒーローが米GⅠで鼻差2着 地方所属馬初の快挙を惜しくも逃す

サンタアニタダービー・米GⅠが8日(日本時間9日)に米国のサンタアニタパーク競馬場で行われ、地方所属馬として初の米GⅠに参戦したマンダリンヒーロー(牡3歳、大井・藤田輝信厩舎)が鼻差2着。中団追走から徐々にポジションを押し上げ、最後の直線では素晴らしい末脚を披露したものの、最後はわずかに及ばなかった。

鞍上の木村和士騎手は「アメリカの競馬はテンが早いので、しっかり出していくことを意識した。入線した時は2着っぽいなと思ったが、勝ったジョッキーが『おめでとう』と言ってきたので勝ったのかなと思ったが、掲示板を見たら『負けてるやん』となった」と振り返った。

レースを見守った藤田輝信調教師は「最後の直線は凄い脚を使ってくれた。どこかで内に入れたいと思っていて、良いタイミングで木村騎手が入れてくれた。最後の直線は興奮して覚えていない」と興奮冷められない様子。

今後はケンタッキーダービー・米GⅠ(5月6日・米チャーチルダウンズ)で夢のタイトル獲りに挑む。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社