西郷真央「一時は情緒不安定」 復調気配で海外メジャーへ

次戦は2週後の海外メジャー(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(9日)◇花屋敷GC よかわコース (兵庫)◇6435yd(パー72)

西郷真央は5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。通算4アンダー8位で大会を終えた。

昨年11月「伊藤園レディス」以来、国内ツアー6戦ぶりのトップ10に「フェアウェイはキープできていた。ごほうびで長いパットも入ってくれた」と14番は15mのバーディパットを決めた。

昨季のツアー最終戦「リコーカップ」は通算35オーバー、今年3月の米ツアー「HSBC女子世界選手権」も通算16オーバーと不振に苦しんできた。

「自分で言うのもあれですが、死ぬ気で練習した。一時期は情緒不安定だった。練習中も涙がこぼれる時があった。そこを乗り越えて上位に来られたので、練習して良かった。しっかりとまたより良くなれるように」。HSBCからは予選落ち、33位、17位と順位も上がってきた。

次週の国内ツアー「KKT杯バンテリンレディス」(4月14日~/熊本・熊本空港CC)は欠場。2週後の海外メジャー「シェブロン選手権」(テキサス州ザ・クラブatカールストン・ウッズ)に参戦する。「難しいセッティングでも少しずつ伸ばせるようにできたら良い。予選通過できるように」。ツアー5勝の21歳に復調気配が漂ってきた。(兵庫県三木市/玉木充)

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