職員の体調不良で投票開始遅れ、15人ほどが投票せず帰る 二重投票も 広島市の投票所 統一地方選挙

今回の統一地方選挙で、広島市内で投票所の開始遅れや、二重投票がありました。

担当する区の選挙管理委員会によりますと、広島市安佐南区の安西小学校体育館の投票所(安古市第九投票区)では、投票用紙などを持参する担当職員の体調不良で、本来、午前7時に始まる投票受付が20分遅れとなり、15人ほどが投票することなく帰ったということです。

また、安佐南区の下伴集会所(沼田第六投票区)と、安佐北区の矢口が丘集会所(口田第二投票区)では、投票用紙を二重に配る事案がそれぞれ1件ずつありました。いずれも、選挙人からの申し出に対し、誤った対応をとったものです。

下伴集会所では、選挙人から県議選・広島市議選・広島市長選の投票をすませているにも関わらず、市長選の投票用紙が未交付であると申し立てを受け、交付してしまったということです。

矢口が丘集会所では、選挙人から「市議会議員の投票用紙を県議会議員の投票箱に誤って投票してしまい投票は無効だから再度市議会議員の投票用紙を交付してほしい」と申し出があり、再度交付してしまったということです。

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