統一選違反警告 8日までに51件 岡山県警、規格外の看板設置など

岡山県警本部

 岡山県警の「統一地方選挙違反取締本部」(本部長・檜垣重臣県警本部長)は9日、県議選と岡山市議選の投票日前日(8日)までの摘発、違反警告件数をまとめた。逮捕者は1人、警告件数は前回(2019年)よりも27件少ない51件だった。

 逮捕者は浅口郡の元県議の男(63)。告示日の3月31日深夜、笠岡市内の選挙事務所で県議選の候補者名が書かれた看板に穴を開けたとして、公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで、パトロール中の笠岡署員が現行犯逮捕した。

 警告件数の内訳は県議選30件、市議選10件、23日投開票の市町村議選11件。規格外の看板を設置していたり、選管の証紙を貼っていなかったりといった文書掲示に関する違反が大半を占めた。

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