シーガルズ 2連勝でV1残留決定 入れ替え戦、群馬銀行に3―1

第4セット、得点に喜ぶ岡山シーガルズの(左から)高柳有里、金田修佳ら=アオーレ長岡

 バレーボールVリーグの1部と2部の入れ替え戦は9日、新潟県長岡市のアオーレ長岡などで第2戦が行われ、女子で1部11位の岡山シーガルズは2部2位の群馬銀行に3―1で逆転勝ちし、2連勝で1部残留を決めた。

 女子のもう1試合は、2部1位のアランマーレが1部12位の姫路をストレートで破って2勝目を挙げ、初の1部昇格への権利を得た。男子は1部9位のVC長野が2部2位の富士通を3―1で退け、1部に残留。2部1位のヴォレアス北海道は1部10位の大分三好を3―1で下し、初昇格の権利を獲得した。

 今後、Vリーグ理事会で承認されれば、アランマーレとヴォレアス北海道の昇格が決まる。

岡山シーガルズ3―1群馬銀行

19―25

25―11

25―15

25―23

 【評】岡山シーガルズが第2セットでリズムをつかみ逆転勝ち。このセットからセンターに投入した長瀬、田口がしつこいブロックを見せるなど守備が機能し、3―5から19―6まで突き放した。セッター宇賀神のトス配分も効果的で金田、高柳、長瀬が2桁得点。第4セットは終盤に猛追を受けながら逃げ切った。

 群馬銀行はミスで34失点と攻守に空回りした。サーブで崩され、持ち味の速攻も思うように使えなかった。

© 株式会社山陽新聞社