「平和文化を振興」広島市長選は現職・松井一実氏が制す 共産・高見氏は及ばず 統一地方選挙【動画ニュース】

任期満了に伴う広島市長選挙は無所属で現職の 松井一実 氏が制しました。

松井一実氏(無・現)
「平和文化を今以上に振興していく。今の世界情勢にいい影響を及ぼす広島でありたい」

松井氏は厚生労働省の元官僚で70歳。自民党県連や公明党県本部、連合広島から推薦を受け、終始、優勢に選挙戦を展開しました。

選挙戦ではJR広島駅周辺や紙屋町・八丁堀地区の「都心の大改造」といった3期12年の実績をアピール。G7広島サミットの支援や世界の為政者に広島訪問を働きかける「迎える平和」の推進などを訴えました。

高見篤己氏(共・新)
「私の訴え、市民の間に浸透することができなかった。私の力のなさ、力不足だと思っている」

共産党の新人で党県委員会書記長の 高見篤己 氏は、支持が広がりませんでした。

●開票結果
当 松井 一実(70)無・現 258,336
高見 篤己(70)共産・新 36,595
大山 宏(74)無・新 28,186

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