岡山県議選は9日投開票され、倉敷市・都窪郡選挙区(定数14)は、自民現職の千田博通さん(72)が歴代最多となる11期目の当選を果たした。
同市広江の選挙事務所に当確の知らせが届いたのは午後10時10分。支持者約100人が喜びに沸く中、満面の笑みで花束を受け取った千田さんは「子どもの笑い声が聞こえ、皆さんが活発に働ける、明るく元気なまちづくりに努めたい」と抱負を述べた。
現有2議席の公明が3人を擁立した影響で、ベテランといえども強い危機感を持って臨んだ選挙戦。地元の同市水島地区を中心に選挙区全域を精力的に遊説したのをはじめ、連日ミニ集会を重ねながら景気対策、子育て支援などの充実を訴え、手堅く票をまとめた。