久徳さん 一騎打ち制し返り咲き 県議選高梁市区、5期の実績訴え

返り咲きを果たし、万歳をする久徳さん(中央)

 岡山県議選は9日投開票され、前回選挙と同じ顔触れとなった高梁市選挙区(定数1)は、無所属元職の久徳大輔さん(54)が自民現職との一騎打ちを制して返り咲き、6度目の当選を果たした。

 午後9時半ごろ、同市成羽町下原の選挙事務所に当選の報が入ると、約60人の支持者から歓声が上がった。久徳さんは万歳を繰り返し「中山間地の高梁が持続可能なまちになるよう皆さんと対話を重ねていく」と語った。

 2019年の前回選挙落選後は工場で勤務。再挑戦を決めた1年前から市内を回って地域課題の把握に努め、自民県議を5期務めた実績をアピールした。

 現職との対決になった選挙戦は自民県議団2大派閥の勢力争いも絡み、最終盤までもつれた。

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