わずか2票差 坂本さん初議席獲得 県議選笠岡市区、新人3人が混戦

混戦を制し、笑顔で花束を受け取る坂本さん(左)

 岡山県議選は9日投開票され、笠岡市選挙区(定数2)は、自民新人の坂本亮平さん(48)が新人3人による混戦を制し、2票差で初議席を獲得した。

 午後9時40分過ぎ、当選が伝わると、支持者約150人で埋まった同市生江浜の事務所は歓喜に包まれた。坂本さんは花束を受け取り「古里のため、皆さんの思いを届けていく。身近な政治を実現したい」と誓った。

 2020年から務めた同市議を辞し、昨年12月に出馬表明。引退する自民ベテラン議員の後継指名を受けた。

 市議経験を強調し、防災・減災対策やスポーツ振興、子育て・教育環境の整備などを訴えた。市PTA連合会長や笠岡青年会議所理事長を歴任した知名度も生かして、無所属新人を振り切った。

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