国友さん 初挑戦で少数激戦制す 岡山市議選中区 「市民寄り添う」

支持者から花束を受け取り、喜ぶ国友さん(左)

 岡山市議選は9日投開票された。「ここからがスタートだと一層気を引き締め、市民に寄り添った政治を実現させたい」。少数激戦の中区選挙区(定数9)を制した立憲民主新人の国友彩葉さん(31)。初挑戦で議席を射止め、力強く決意を語った。

 岡山市中区雄町の選挙事務所に午後11時5分すぎ、当確の知らせが入ると大きな拍手が響いた。国友さんは支持者ら約30人と万歳を重ね、喜びをかみしめ合った。

 6年余り勤めた中学教諭や2児の母親としての経験を踏まえ、子育て支援の充実、より良い教育環境の整備を中心に主張。元衆院議員の支援を受けて党支持層を固め、若さと女性、主婦の目線もアピールし、出身の竜之口学区などの無党派層にも浸透した。

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