岡山市議選は9日投開票され、東区選挙区(定数6)は公明新人の早野賢一さん(45)が党組織を基盤に手堅く票をまとめ、初当選を果たした。
岡山市東区西大寺上の事務所に午後11時15分ごろ当確の知らせが入ると、集まった支持者約20人と万歳。祝福の花束を受け取った早野さんは「皆さんのおかげで政治家としてのスタートラインに立つことができた。有権者一人一人の声を市政に届け、施策を確実に実行していく」と抱負を語った。
引退する党市議の後継として地盤を受け継ぎ、出馬。選挙戦では、災害に強いまちづくりのほか、保育所で職員として勤務した経験をアピールしながら子育て・教育への支援充実などを訴え、支持を広げた。