ANAHD発スタートアップのavatarin、総額20億円を資金調達

株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)、および株式会社三菱UFJ銀行(以下、三菱UFJ銀行)は、avatarin株式会社(以下、avatarin)による総額20億円の第三者割当増資を引き受けた。4月5日付のプレスリリースで明かしている。

avatarinは、ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)発のスタートアップだ。自身の意識や存在感を距離や時間等の物理的制約を超えて遠隔地に伝送する独自のアバター技術を保有している。この技術を活用し、人があらゆる場所で活躍できる社会を実現することで、さまざまな社会課題の解決に貢献することをビジョンに掲げている。

ANAHD、瞬間移動ロボットの「ANAアバター」をCAETEC2019で発表 2030年に「超スマート社会」を目指す

ANAホールディングス株式会社(以下「ANAHD」)は、2019年10月15日から18日に開催する「CEATEC 2019」において、瞬間移動ロボットの「ANAアバター」を初めて出展し、本格的に展開すると発表した。ANAアバターとは、距離、身体、文化、時間、あらゆる制限を超える瞬間移動手段。VR...

avatarinは、今回の増資により、ANAHDからの出資額と合わせ累計40億円の資金調達を完了した。今回の追加資金調達を通じ、アバターロボット「newme(ニューミー)」の海外を含む展開の加速と、アバター技術の核となるアバターコアの開発・研究、および活用の強化を図っていくという。なお、4社は、アバター技術に関するコア技術の開発・研究や、一層の普及を目指した事業開発などを、協働で推進していくと述べている。

(出典:avatarin Webサイトより)

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