エンゼルスが乱打戦の末に敗れる 大谷は菊池から3号2ランを放つ

【ブルージェイズ12-11エンゼルス】延長10回タイブレーク@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは大谷翔平が菊池雄星から3号2ランを放つなど、4回までに6点を先制。6回表と7回表の2イニングで10点を奪われて逆転されたあと、8回表と9回表の2イニングで4点を奪い、10対10の同点に追いついたが、延長タイブレークの末、11対12で競り負けた。ブルージェイズ6番手のジョーダン・ロマノが今季初勝利(0敗)、8番手のティム・メイザが今季初セーブを記録。エンゼルス6番手のカルロス・エステベスは今季初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスは初回にハンター・レンフローの2号2ランなどで3点を先制。3回裏に大谷が3号2ラン、4回裏にローガン・オホッピーが3号ソロを放ち、ブルージェイズ先発の菊池を5回途中9安打6失点(今季防御率6.75)でノックアウトした。しかし、ブルージェイズは6回表にマット・チャップマンの2号グランドスラムとケビン・キアマイアーの2点タイムリー三塁打で一気に追いつき、7回表には3本のタイムリーで4点を勝ち越し。エンゼルスは8回裏にブランドン・ドルーリーの1号ソロで3点差とし、9回裏には10対10の同点としたが、10回表にエステベスが2点を勝ち越され、10回裏にマイク・トラウトの押し出し四球で1点を返したものの、大谷が凡退してあと一歩届かなかった。

菊池との「花巻東対決」が注目された大谷は定位置の「3番・DH」でスタメン出場。菊池と対戦した2打席はファーストゴロと3号2ラン、その後の4打席はセンターへのヒット、セカンドゴロ、四球、セカンドゴロでトータル5打数2安打2打点1四球だった。連続試合安打は4、昨季から継続中の連続試合出塁は32に伸び、今季の打撃成績は打率.333、3本塁打、8打点、出塁率.436、OPS1.103となっている。

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