好調 サンフレッチェ広島 リーグ戦4連勝 初先発ルーキー 越道草太も持ち味発揮

好調、サンフレッチェ広島の勢いが止まりません。9日の明治安田生命J1リーグ第7節、サガン鳥栖との一戦を振り返ります。

リーグ戦 3連勝中のサンフレッチェ。9日は、19歳のルーキー、ユース出身の 越道草太 が、リーグ戦 初先発として起用されました。年代別の日本代表にも選ばれた経験があるサイドアタッカーは、トップチームに上がっても積極的に仕掛けます。

そんな中で前半33分、相手コーナーキックのこぼれ球を越道が拾うと、ドリブルで持ち上がって、止まることなく、さらに持ち上がって、中央のベンカリファにクロス。

そして、最後はユースの先輩・満田誠 がシュート。越道の持ち味である突破力で前半からサンフレの攻め込む展開が続きます。

勢いがあるのは、もう1人。前節で劇的な2ゴールを挙げた ドウグラス が、後半13分に投入されると期待に応えます。チームの戦術通り、高い位置でボールを奪い、最後に押し込んだのが、ドウグラス。柔らかなタッチでボールを収め、右足を振り抜きました。

前節に続く決勝点を挙げた「持っている男」―。これでサンフレッチェは、リーグ戦 4連勝。試合後、勝利にわくサポーターの前で、ユース時代からチームのムードメーカーだった越道が、勝利の舞を披露です。

サンフレッチェ広島 越道草太 選手
「初めてのスタメンで、何度か仕掛けられるシーンがあったので、そこは続けていこうと思います。目標はスタメンでずっと出ることと、サポーターの方たちを楽しませるようなプレーをしたい」

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