北上市民江釣子野球場に熱気再び リニューアル記念試合

北上市民江釣子野球場の再開を祝う高橋敏彦市長(中央)ら

 北上市は市民江釣子野球場の改修工事をほぼ終え、9日に使用再開を祝う式典と試合を行った。座席増設や電光掲示板の更新などを行った新たな球場に市民らの笑顔や活気が戻った。

 式典で、高橋敏彦市長が「安全に試合をでき、より多くの人が観戦できる環境が整った」とあいさつ。市野球協会の高橋光博会長ら5人がテープカットした。

 記念試合では、明秀学園日立高(茨城県日立市)と地元の専大北上高が対戦。約700人が見守る中、同校硬式野球部の辻野翔空(とあ)主将(3年)が「球場がきれいになり、やる気も上がる」と気合のプレーを見せた。試合は5対1で明秀学園日立高が勝利した。

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