リスナーに元気と信頼性高い情報 RSK山陽放送 ラジオ局本社移転

ラジオの放送開始ボタンを押す里見社長(中央)

 RSK山陽放送は10日、本社「RSKイノベイティブ・メディアセンター」(岡山市北区天神町)にラジオ局を移転し、放送開始式典を開いた。旧社屋(同丸の内)からラジオの放送や事務を担当する約20人が移り、同センターにテレビ局とラジオ局がそろった。

 式典は主調整室であり、関係者約30人が出席。里見俊樹社長が午前5時20分に放送開始ボタンを押し「70年にわたり地域に根差したラジオ放送を続けている。心を新たにしてリスナーに元気と信頼性の高い情報を届けよう」とあいさつした。

 同社は1953年にラジオ山陽として開局した。同センターは2020年に完成。鉄骨鉄筋5階地下1階(延べ約1万1千平方メートル)で、21年6月に旧社屋からテレビ局を移した。

 旧社屋は親会社のRSKホールディングスが引き続き利用するとともに、RSK第2ビル(同丸の内)にあった岡山映像ライブラリーセンターが近く移転オープンする。

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