ついにスタートした最後の『滝沢歌舞伎』

9人組人気アイドルグループ・Snow Manが7日、東京・新橋演舞場で4月8日に初日を迎える「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」の初日前会見を行ったことを、各メディアが報じた。

2006年に誕生した「滝沢歌舞伎」は、故・ジャニー喜多川さんが企画・構成・総合演出を手掛けた。19年からは昨年ジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明氏に代わり、「Snow Man」が主演を引き継いできた人気舞台。

今回はSnow Manが初めて演出も担当し、これまでに行われてきた演目をメドレーで詰め込むなど、ファイナルにふさわしい構成となった。

岩本照はJr.時代から同作を支えてきたとあって、「高揚感とワクワク感と寂しさと、歴史を知っているスタッフさんやお客さんも同じ気持ちを共有した状態で始まるっていう楽しみな思いでいっぱい」とアピール。

また、滝沢氏には「見に来てほしい」と口をそろえ、目黒蓮が「成長した僕たちを見て欲しい」と言えば、ラウールは「せっかくなんで、ツイッターに感想を書いてほしい。結構フォロワーも多いみたいなんで。『#滝沢歌舞伎ZERO最高』とか付けて」とちゃっかりPRを依頼した。

「ファイナルとあって、チケットはかなり激しい争奪戦となった。滝沢氏はジャニーズを離れて新事務所を設立してしまったので、もう公演に関わることはできないが、メンバーたちは〝滝沢イズム〟を引き継いで毎回全力投球することになるのでは。鑑賞したファンにとっては忘れられない舞台になることだろう。メンバーたちが滝沢氏の名前を口にしたということはジャニーズと滝沢氏の関係も悪くないはず。1度ぐらい会場に足を運ぶのでは」(芸能記者)

公演期間中に滝沢氏がお忍びで来場するのかどうかも注目されることになりそうだが、ファイナルだけに、堂々とステージでメンバーたちに言葉を送ってほしいものだ。

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