京都市選管が市議選速報で誤り 市HPに一時掲載 0票候補を3000票に

京都市

 京都市選挙管理委員会は10日、9日投開票された市議選の開票中間速報で、候補者の得票数に一時誤りがあったと発表した。市ホームページに掲載したが、約10分後に訂正した。

 市選管によると、同日午後11時35分に発表した市議選左京区の開票中間速報で、実際は0票だった候補の得票数を3千票と、4千票だった別の候補の得票数を5千票と、それぞれ誤記載した。職員が事務の錯綜(さくそう)を理由に票数を十分確認せず、ダブルチェックも怠っていたという。市選管事務局は「市民の信頼を損ねることになりおわび申し上げる。再発防止に努めたい」としている。

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