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総合物流業の岡山スイキュウ(岡山市南区泉田)は10日、グループの若手社員ら12人を対象に新聞を業務に活用する研修を始めた。6月までの全3回で、効率的な情報収集のこつや分かりやすい話の伝え方を学ぶ。
山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務めた。結論から先に書く「逆三角形」の記事スタイルを説明し「見出しやリード(前文)を読めば大まかな内容が把握できる」と解説。その上で「上司への報告でも、何を伝えるのか事前に要点をまとめる癖をつけることが大切」とアドバイスした。
SDGs(持続可能な開発目標)に関する記事を参考に意見を交わすワークショップもあった。今春入社した男性(18)は「今までどこから記事を読んで良いのかよく分からなかったが、まずは見出しに着目するようにしたい。幅広いジャンルのニュースに目を通すことも心がける」と話していた。
同社での研修は2021年から始め、3年目。