ニセ電話詐欺防止のポスター制作 茨城県警とロボッツ連携

県警が茨城ロボッツと連携し制作したポスター=県警本部

ニセ電話詐欺の被害防止を呼びかけようと、茨城県警組織犯罪対策課は茨城ロボッツと連携し、チラシ(A4判)とポスター(B2判)を制作した。防犯キャンペーンで配布するほか、各警察署、公共施設などに掲示する。チラシとポスターは同じデザインで、茨城ロボッツの選手の写真が使われている。チームカラーの青とオレンジが基調で、詐欺に遭わないためのキーワード「いつも留守電」「STOPタンス預金」が強調されている。裏面には、ニセ電話詐欺事件で多発する、息子や孫を装ってお金を要求するケースなどが例示され、注意を喚起している。チラシは3万枚、ポスターは3千枚を印刷した。

「県警からのメッセージがこれまで以上に県民に届き、被害を防ぐことができる」と同課の金子満組織犯罪対策統括官。茨城ロボッツの西村大介社長は「ニセ電話詐欺に対するディフェンスを県警や県民と組み、頑張っていきたい」と今後の活動にも意欲を見せた。

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