春季埼玉県高校野球の地区大会は11日、東西南北の各地区で一斉に開幕する。昨秋の県大会でベスト8入りした各チームは地区予選が免除され、県大会から出場。地区大会から出場する132チーム（連合は5チーム）が、県大会の残り42枠を懸けて争う。順調に日程を消化すれば16日に県大会に出場するチームが出そろう。
県大会は19日、計50チームで組み合わせ抽選会を行い、22日に開幕する。決勝は5月4日に実施予定。春季関東大会（5月20～23、27、28日・神奈川）には上位2校が出場する。
今春から入場規制などが廃止され、地区大会から全試合を有観客で開催（県大会からは有料）。声出し応援も可能となる。雨などで試合が中断した場合には、翌日以降に中断時点から試合を再開する「継続試合」を実施する。
また、試合の早期決着を図るタイブレーク制度について、開始イニングを従来の延長十三回から十回に変更。九回終了時点で同点の場合、十回から無死一、二塁の状態で攻撃を開始する。
