2022年「全米アマチュア選手権」王者のサム・ベネットは、「マスターズ」第3ラウンドをブルックス・ケプカ、ジョン・ラームとともに最終組でプレーした。テキサスA&M大5年生のベネットは、その自信あふれるプレーと精度の高さを武器にオーガスタナショナルで躍動。7人が出場したアマチュアでただひとり決勝ラウンドに上位で進み、通算2アンダーの16位でフィニッシュした。
フィールドの中では飛ばない方の選手ではあるが、フェアウェイキープ率ではトップクラスに入り、予選ラウンドを通して叩いたボギーは一つのみだった。
ピンのクラブを使用するセットアップは、とても標準的な仕様となっている。ピン「i BLADE アイアン」への移行は昨年8月に行った興味深い用具変更の一つであり、ピンによるとアイアンショットに高さを求めたことによる乗り換えだった。彼はこの変更を行ったあと、同月の「全米アマチュア選手権」を制覇し、今年の「マスターズ」への招待を勝ち取った。
ベネットの使用ギア一覧は以下の通り。
ドライバー：ピン G430 LST（10.5度）
シャフト：三菱ケミカル ディアマナS+ 60TX（1インチ短縮）
3番ウッド：ピン G430マックス（15度）
シャフト：三菱ケミカル AVテンセイホワイト 85
ハイブリッド：ピン G425（19度）
シャフト：アルディラ ATXブルー105 TX
アイアン：ピン i BLADE（4番～PW）
シャフト：日本シャフト120-X
ウェッジ：ピン グライド フォージドプロ メッキなし（50度、56度、60度）
シャフト：KBSツアー130-X
パター：ピン PLD オスロ4（パティーナ仕上げ）
ボール：タイトリスト プロ V1x
グリップ：ゴルフプライド Zグリップ
（協力/ GolfWRX, PGATOUR.com）
