台湾企業が”折り紙感覚”で組み立てるPCケースを発売。0.8mmのスチールパネル製でGPUも取付可能

台湾・桃園に本社を置くIn Win Development Inc.は、このほど自作PC向け小型PCケースの新商品「POC mini-ITX Tower」を発表した。価格は95ドルで日本国内では未発売。

本製品はiBuildiShareシリーズの最新作で、あ何よりもの特徴は折り紙感覚で、内側と外側の各パネルを曲げたり成形したりしてケースを構築できるという点。紙製というわけではなく、材質は0.8mmの折り畳み式SECCスチールパネルを採用し、軽量と何度も折り曲げたみに耐えうる堅牢性を兼ね備えているという。また、初期状態でえは非常に薄いシートであるため、梱包材や重量を通常の1/5程度と最小限に抑え、環境負荷の低減を実現している。

対応フォームファクタはMini-ITXのため多少の拡張性に制約はあるものの、長さ160mmまでの標準ATX電源と、長さ346mm・幅82mmまでの3.5スロットグラフィックスカードに対応しており、製品にはGPUの接続用にPCI-Express 4.0ライザーケーブルが付属している。また、折りたたみが可能であるという利点を生かし、サイドパネルには利用者が自在に通気性を調整できる三角形のベントタブも用意されている。ブルー/ブラックとグリーン/イエローの2つのカラーバリエーションで展開。

https://www.in-win.com/en/ibuild-ishare/poc

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