盛岡市の向中野児童センター(古玉忠昭センター所長)の落成式は9日、現地で行われた。全校児童数が912人と市内最多の向中野小の学区内にあり、放課後の居場所として大きな役割を担う。
施設関係者や地元住民ら約50人が出席。谷藤裕明市長は「地域の皆さまも利用できる公共施設として世代間交流にも取り組み、末永く親しまれる施設になることを期待する」と述べた。
市内41カ所目の児童センターで、1日に使用開始した。初めて都市公園の盛岡地区南公園内に整備し、木造平屋で床面積は約480平方メートル。窓から公園を見渡すことができる開放感のある設計で、ボール遊びや一輪車など運動ができる遊戯室や図書室、地域の集会でも利用できる集会室がある。工事費は約2億円。