サイズアウトした子ども服はどうしてる?捨てずに活用するアイデアを5つご紹介!

まもなく年度末。新年度に向けて子どもの服を見直す機会が多くなる時期です。

サイズアウトしたからといって、思い出が詰まった子ども服を簡単に捨ててしまうのはなんだか気が引けますよね。

だからといってそのままにしていると場所を取ってしまいます。

そこで今回は、サイズアウトした子ども服を捨てずに活用する方法を紹介します。

サイズアウトした子ども服がクローゼットにたまっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

友だちや親戚に譲る

子ども服はサイズアウトが早く、保育園に通っているお子さんであれば何枚も着替えが必要になります。

ですから、友だちや身内からのお下がりは案外喜ばれるものです。

なかなか会えない親戚や友だちであれば、久しぶりに会って話す機会にもなりますよ。

注意点として、もう着ないからといって、なんでもかんでも譲ってはいけません。

どんな服でも嬉しいという方もいれば、子ども服のデザインにこだわりがある方もいます。

また、どんな状態のものでも着られれば嬉しいという方もいれば、なるべく新品のように綺麗なものがいいという方もいます。

子ども服は気づかないうちに汚れている場合も多いですので、服の状態を一度自分で確認し、汚れなどがある場合は相手に確認してもらってから譲るようにしましょう。

また、譲る際は「いらなかったら捨ててね」「必要なものだけ選んで」など、相手の負担にならないような気配りのある声がけをしましょう。

フリマアプリやリサイクルショップに売りに出す

身近に小さな子どもを持つ友だちや親戚がいない場合は、フリマアプリやリサイクルショップに売りに出してもいいでしょう。

「このデザインが欲しかった!」「多少汚れがあっても安くたくさん欲しい!」など、さまざまな理由で購入する人は意外に多いもの。

不要になったものを手放せるうえに、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりおすすめですよ。

フリマアプリで販売する場合、出品から発送まで多少手間がかかってしまいます。

ですが、ポストやコンビニから発送できる、匿名で発送できるなど、便利なサービスがたくさんあり、思っている以上にハードルは高くありません。

また、リサイクルショップとは異なり自分で価格を設定するため、高く売れることも多いですよ。

フリマアプリは個人間での売買なので、トラブルにならないように丁寧なやりとりや梱包・発送を心がけましょう。

リサイクルショップの場合は、梱包する手間がなく、お店に持っていくだけで買い取ってもらえるため一番手軽です。

ただし、ものによっては買い取ってもらえなかったり、買取金額が低すぎたりすることがありますので、注意が必要です。

寄付する

手っ取り早く処分したいという方は、回収ボックスなどを利用して寄付するのがおすすめ。

寄付することで、世界中の困っている子どもたちに届けられます。

自治体によっては回収ボックスを用意しているところも多いですので、お住まいの自治体で回収している場所があるか調べてみましょう。

また、インターネットで調べるとさまざまな団体が寄付を求めています。

寄付の方法や活動内容をみた上で、自分に合ったものを選んで寄付するといいでしょう。

寄付する際の注意点として、寄付はなんでも屋さんではありません。

あまりにボロボロな服や汚れが多い服は受け付けてもらえない場合があります。

「次に着る子どもたちが気持ちよく着られるもの」を基準に寄付するのがマナーですので、マナーを守って寄付するようにしましょう。

リメイクする

裁縫が得意な方は、リメイクしてもいいでしょう。

リメイクすることで、思い出が詰まった服を違う形で残せますよ。

リメイクの幅は広く、アイデア次第でどんなものでも作れますのでぜひ挑戦してみてください。

リメイクといえば生地を使うイメージですが、生地が使えなくてもボタンは使えるという場合も多いですので、気に入っているデザインのボタンはとっておくといいですよ。

☆リメイクで作れるおすすめのもの

・バッグ

・巾着

・ぬいぐるみの服

・マスク

・コースター

・クッションカバー

・ガーランド

・ヘアゴム

・くるみボタン

など

裁縫に自信がないという方は、サイズアウトした服を使ってリメイクしてくれる専門店に依頼してもいいでしょう。

専門店に依頼することで、プロならではの本格的なものや自分の理想に合ったものを作ってもらえますよ。

掃除用具にする

あまりに汚れや傷が多く、売ったり譲ったりできない場合は、雑巾(ウエス)やはたきなどを作って掃除用具にしてしまいましょう。

子ども服は、綿100%など肌に優しい素材が多いため掃除用具にとても向いています。

掃除用具にすることで無駄なく最後まで使えて地球にも優しく、着なくなった服を思い切ってジョキジョキ切るのはストレス解消にもなりますよ。

「雑巾(ウエス)」の作り方は、不要になった服を使いやすい大きさに切るだけ。

1枚のTシャツで10枚ほど雑巾を作れます。

キッチンや水回りなどに常備しておくことで、汚れたときにサッと使え、そのまま捨てられるのでとても便利ですよ。

細長く切ったものを20枚ほど用意し、まとめて棒の先端に結びつければ、「はたき」を作れます。

子ども服はカラフルなものが多いので、可愛らしく気分が上がりますよ。

作った掃除用具を使用し、お子さんと一緒に掃除してもいいでしょう。

自分の服を使って掃除すれば、きっとお子さんもすすんで掃除してくれますよ。

他にもアイデア次第でさまざまな掃除用具に変身させられますので、ぜひ楽しく掃除用具を作ってみてくださいね。

まとめ

今回はサイズアウトした子ども服の活用方法を紹介しました。 筆者自身、もったいないと捨てられないことが多く、クローゼットにたくさんのサイズアウトした子ども服が眠っていました。 ですが実際は、いくら取っておいても使用する機会は来ませんし、次の子のため!と思っていてもそのときはそのときの好きな服を着せたくなるものです。 不要なものは早めに手放すことで整理整頓しやすくなり、快適な生活につながります。 親にとっても思い出いっぱいの子ども服ですが、ありがとうの気持ちを込め、紹介した方法で適切に活用しましょう。 とくに思い入れが強いものは、写真をとって思い出としてとっておくと後から見返せていいですよ。 文/ももくら

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