黄色く丸く春告げる 日光二荒山神社でミツマタ満開

神苑を彩るミツマタ

 栃木県日光市山内の世界遺産・日光二荒山神社で、ミツマタが見頃を迎え、境内を鮮やかに彩っている。

 春の訪れを告げるミツマタは、同神社の有料拝観エリア「神苑(しんえん)」や参道などで約300本が満開となっている。

 神苑では直径3~4センチの淡い黄色の球体の花が参拝者を出迎えている。同神社によると、今年は例年よりも1週間ほど早い3月下旬に咲き始めた。今月中旬ごろまで楽しめるという。

 同神社の斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司(70)は「今年は早いものの、きれいに咲いた。かわいらしいミツマタを近くで見られるので、参拝と一緒にぜひご覧いただきたい」と話した。

神苑を彩るミツマタ

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