「日高屋」創業50周年記念メニュー第2弾は「担担麺」復刻 第1弾「ちゃんぽん」は1カ月で30万食

中華料理チェーン「熱烈中華食堂 日高屋」(日高屋)を展開するハイデイ日高は10日、創業50周年記念メニューとして「復刻 担担麺」(税込640円)を21日から期間限定で販売すると発表した。2019年4月の「大宮担々麺」登場まであったメニューで、約4年ぶりに復活する。

ごま、ねりごまをたっぷり使い、豚ひき肉とザーサイを炒めて豚骨スープで仕上げた。同社の青野敬成社長(49)は「大宮担々麺では、にんにくがきつかった。コロナも明けて、だんだんマスクも取れてきた。にんにくがきつくて楽しめない、という人のために少し抑えられている」と説明。「試食したが、いっぱい汗が出て辛みが強い。パンチが効いている。これから暑くなっていく時季でもあるが、あえて熱いもの、辛いものを食べてもらいたい」と推した。

日高屋は、創業50周年記念メニューの第1弾として「日高ちゃんぽん」を3月1日から発売。21日間で20万食を突破し、史上最速のペースで、予想を大きく上回る30万食に到達した。過去に好評だったメニューを復刻していくといい、青野社長は「早くやってくれないかという声を受け、一番最初に復刻したのが担担麺。復刻メニューをメインにしていきたい」と話した。

担担麺と同時に「ピリ辛とんこつつけ麺」(税込640円)、「黒酢しょうゆ冷し麺」(同600円)も期間限定で発売する。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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