派手な広告で都内を走り回りホストクラブなどを宣伝する「広告トラック」について、東京都は規制を強化して、都外のナンバーも規制対象とする方針であることが分かりました。
「広告トラック」とは車の荷台部分を広告として使い、商品やサービスを宣伝するもので、都内では派手な広告の風俗営業のトラックが走り、都議会などで問題視されていました。
東京都の条例ではトラック広告の審査対象を都内ナンバーのみとした上で、「電光表示により運転者の注意力を低下させる広告」を禁止としています。
しかし、2月に繁華街で調査したところ、6日間で確認された約70台の「広告トラック」は全て都外ナンバーの宣伝車で、そのうち7割がホストクラブなどの風俗営業を宣伝していました。
東京都は規制対象を都外ナンバーにも拡大する方針で、今後、区と協議して改正を進める考えです。
