「千原ジュニアの座王」チャンピオン大会! 審査員長のブラマヨ・小杉「まっさらな状態で見てほしいんで、ぜひリアルタイムで」

フジテレビ系では本日4月11日に、千原ジュニアがMCを務める「笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王 チャンピオン大会」(午後11:00=関西テレビ制作)を放送する。

「千原ジュニアの座王~ざおう~」(金曜深夜0:55、関西ローカル)は、漫才やコント、ピン芸、歌ネタなど作り込んだネタではなく、即興ネタを競い合う“笑いの総合格闘技”。ルールは、芸人たちが大喜利、ギャグ、ものまねなどのお題が書かれた椅子を奪い合う椅子取りゲームを行い、座れなかった芸人は「このお題でこの人だったら勝てる!」と思う芸人を指名する。指名された芸人の椅子に書かれたお題に沿ってネタを披露し、2人の内どちらが面白いかを審査委員長が判定。最後まで勝ち残った者が“座王”に輝く。

6度目の全国ネットでのスペシャルとなる今回は、歴代の“座王”が集結。チャンピオンの中のチャンピオンとなる“グランド座王”を決定する。審査委員長は、ブラックマヨネーズ・小杉竜一が担う。

通算成績277勝43敗、座王61回、グランド座王4回の誰もが認める実力者で、座王の“鬼”と呼ばれる笑い飯・西田幸治は、この戦いにどう挑むのか。そして、今年の新春SPで王者に輝いたアルコ&ピース・平子祐希が満を持して参戦。錦鯉・渡辺隆は、出場歴3回にして2回の優勝を誇る。また、鳥居みゆきは、初参戦で初優勝を果たした隠れ実力者だ。座王2回のフルーツポンチ・村上健志も“鬼“狩りを狙う。3時のヒロイン・福田麻貴は、先日初勝利の流れで見事初優勝。「R-1グランプリ」で惜しくも4位だったサツマカワRPGはリベンジなるか? ラランド・サーヤは、座王2回の実力派。座王9回の藤崎マーケット・田崎佑一は、チャンピオンぞろいの中、勝ち星を積み重ねられるか。座王12回、新春SPでもベスト4に残った実力派のセルライトスパ・大須賀健剛は、貴重な全国ネットで名を残したいと意気込む。

チャンピオン大会の収録を終え、千原は「今日は、なかなか審査員泣かせでしたね~! いや、すごいですね! はさみ入れんの(編集でカットするのが)もったいないね! 収録は1時間20分やから(30分番組にするのに)1時間ぐらい切らなアカンもんねぇ。もったいないというか、非常に素晴らしい、素晴らしいバラエティーショーでしたね」と手応え十分の様子。

審査員長の小杉も「普段の大会でも、結構勝敗つけるのは難しいんですけど、今回はチャンピオン大会で実力が拮抗(きっこう)してたんで、つらかったです。審査するのが…ホンマに…つらかったです。申し訳ない気持ちで、(判定の札を)上げました。やっぱね、みんなすごかったから」と健闘を称えた。今後“座王”を目指す芸人へは「僕から言えるアドバイスは太りすぎに注意、ですね。やっぱプレーに支障が出るでしょうから。ギリギリまでみんな鍛えたり考えてやってるから」とアドバイスを送りながら、「次にもし僕が審査委員長をさせてもらう機会があったら、もうちょっと(体を)絞ってきたいと思います。本当に自分が情けなかったです。みんながいろんなネタ考えて、ひらめいてやってる中、太って帰ってきたっていう自分が。今日は非常に勉強なりました」と感嘆。

そして、放送に向けて、千原は「テレビつけていただいたら、もう、すぐ終わると思います! 見どころしかない、というか。これは30分なのがもったいないなって感じですね。ずっと『座王』を見てる人も、めちゃめちゃオモロイやろうし、初めて見る人も、うわ~こんなことやってんねやという感じで、本当に純度しかないお笑い番組ですね!」とアピール。小杉も「何が起こるか分からん状態で、見てほしいです。よそから情報が入ってこない、まっさらな状態で見てほしいんで、ぜひリアルタイムで見てほしいです!」と呼び掛けている。

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