「おいしいお茶にできそう」出来栄え競う全国大会にむけ新芽を丁寧に手摘み=浜松市

静岡県浜松市の茶畑では、お茶の全国大会に出品するため新茶の初摘みが4月11日、行われました。

浜松市西区神ヶ谷町にある茶畑で11日朝手摘みされたのは、程よく渋くまろやかな味が特徴の「やぶきた」です。11日は茶畑に約30人が集まり、10cmほどに育った萌黄色の若々しい新芽を丁寧な手つきで摘み取っていきました。

今回摘み取った新茶は各地の生産者がお茶の出来栄えを競う「全国茶品評会」の普通煎茶4kgの部門に出品されます。

<須山製茶 須山純治社長>

「3月が暖かったので順調に育っておいしいお茶にできそう。全国の上位に行けるよう頑張って摘んでいます。色が良くて、ちょっと細いかなとは思いますが、そろったお茶が良くできた」

2023年度の全国茶品評会は福岡県で開かれる予定です。

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