黄砂、神奈川県内にも飛来予想…横浜地方気象台、見通し悪くなるとして注意喚起

黄砂(資料写真)

 横浜地方気象台は11日、黄砂に関する気象情報を発表した。神奈川県内では12日午後から13日にかけて、広い範囲で黄砂の飛来が予想され、見通しが悪くなるとして注意を呼びかけている。県内への同情報の発表は2021年5月以来、約1年11カ月ぶり。

 気象台によると、黄砂は11日午前の時点で中国東北区などで観測され、視程(水平方向で見通しの効く距離)が2キロ未満となっている所があるという。

 県内には、日本海を進む低気圧から延びる寒冷前線が通過後の12日午後から飛来が予想される。視程が5キロ未満となった場合は、交通への影響が出る恐れがあるとしている。

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