山、海、まちをつなごう 14日、田辺で対話集会「シオゴリバ」

 和歌山県田辺市のまちづくりを考える対話集会「シオゴリバ」が14日午後6時半~8時半、JR紀伊田辺駅前の田辺エンプラス(湊)である。「山・海・まちをつなぐ」をテーマに、山での新たな取り組みを学び、意見交換する。参加は無料。

 シオゴリバは地域資源を生かした活動をしている人の話を聞き、まちづくりについて参加者同士で自由に話し合う場。まちづくり会社「南紀みらい」が月1回ペースで企画している。今回が5回目。

 講師は田辺市の育林業「中川」の中川雅也さんとみなべ町で梅のPRに努める「梅ボーイズ」の山本将志郎さん。

 中川さんは育林業を手がけながら、家具販売店やデザイナーと虫食い材「あかね材」を使った家具作りにも挑戦している。山本さんは梅農家の出身で、梅の加工販売や就農希望者の支援などをしている。

 プロダクトデザイナーで武蔵野美術大学教授の若杉浩一さんと日本総合研究所の井上岳一さん、まちづくりプランナーの辻喜彦さんも参加する。

 対話集会終了後、同じ会場で交流会がある。会費千円(1ドリンク付き)。

 申し込み、問い合わせは南紀みらい(0739.25.8230)へ。

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