北海道初 夜の中学校1年 「学ぶ喜び」開校求めた市民団体共同代表工藤慶一さんに聞く<デジタル発>

工藤慶一さん(畠中直樹撮影)

 さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人が通う道内唯一の公立夜間中「札幌市立星友館中」(中央区)は今月、開校2年目を迎えました。本年度の生徒数は前年度末より16人増え、105人となりました。札幌に夜間中学設立を求める活動を10年以上にわたり続けてきた市民団体「北海道に夜間中学をつくる会」(札幌)共同代表で、札幌の自主夜間中学「札幌遠友塾」元代表の工藤慶一さん(74)は、評議員として、星友館の学校運営に関わっています。いったんは学ぶことを断念した人のための学びの場の意義と、学ぶ喜びについて工藤さんに聞きました。(報道センター 岩崎志帆)

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