バルセロナはドローも勝ち点差を広げる。久保は日本人最多の6ゴール目

ラ・リーガ 第28節 結果まとめ

久保は6ゴール目を挙げ、ラ・リーガの日本人最多得点記録を更新 ©Getty Images

4月7日から10日にかけて、ラ・リーガ第28節の10試合が行われた。

首位を独走するバルセロナはホームでジローナと対戦。多くのチャンスを作ったものの相手GKパウロ・ガッサニーガの好守連発に阻まれて得点は奪えず、スコアレスドローに終わった。

2位レアル・マドリードはミッドウィークに行われるUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝チェルシー戦を見据え、選手を大幅に入れ替えてビジャレアルとのホームゲームに挑んだ。常に先手を取る有利な展開だったが、サミュエル・チュクウェゼに2ゴールを奪われるなど逆転を許し、2-3で敗北。首位バルセロナとの勝ち点差は13に広がった。

3位アトレティコ・マドリードはアウェイでラージョ・バジェカーノと対戦。22分にナウエル・モリーナ、24分にマリオ・エルモソがゴールを決めて試合を優勢に進めると、相手の反撃を後半終了間際の1点に抑えて勝利。リーグ戦では直近12試合無敗とし、レアル・マドリードとの勝ち点差も2に縮めている。

ホームにヘタフェを迎えたレアル・ソシエダは、前半アディショナルタイムにミケル・オヤルサバルのゴールで先制すると、60分には左からのクロスを久保建英が左足で合わせて追加点。2-0で快勝した。久保は今シーズン6ゴール目とし、ラ・リーガでの日本人選手シーズン最多得点記録を更新した。

セビージャは19分に退場者を出しながらも粘り強く戦い、セルタに2-2と引き分け。オサスナはエルチェに2-1で勝利。アスレティック・ビルバオはイニャキ・ウィリアムズとニコ・ウィリアムズが兄弟アベックゴールを挙げ、エスパニョールに2-1で勝利している。

バジャドリードは後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し、マジョルカに3-3で引き分け。カディスは2人の退場者を出したベティスから2-0の勝利を収めた。残留争いを繰り広げるアルメリアとバレンシアの直接対決はアルメリアが2-1で勝利。バレンシアが降格圏の18位に転落し、アルメリアは16位に浮上している。


[ラ・リーガ 第28節 結果]
セビージャ 2-2 セルタ
オサスナ 2-1 エルチェ
エスパニョール 1-2 アスレティック・ビルバオ
レアル・ソシエダ 2-0ヘタフェ
レアル・マドリード 2-3 ビジャレアル
バジャドリード 3-3 マジョルカ
ベティス 0-2 カディス
アルメリア 2-1 バレンシア
ラージョ・バジェカーノ 1-2 アトレティコ・マドリード
バルセロナ 0-0 ジローナ

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