乃木坂46・5期生が「超・乃木坂スター誕生!」で歌にコントに奮闘

日本テレビほかでは4月24日から、乃木坂46の5期生が出演するバラエティー「超・乃木坂スター誕生!」(月曜深夜1:29)がスタートする。

約1年間、「新・乃木坂スター誕生!」で歌を通じて成長してきた乃木坂46・5期生。番組の中では歌以外にも、トーク企画や、バラエティーゲームで魅力を発揮してきた。そんなメンバーたちの個性をさらに磨くべく、新シリーズでは、前回に続きMCを務めるオズワルド(伊藤俊介、畠中悠)と共に本格的なコントにも初挑戦。さまざまなエンターテインメント要素を加えたバラエティーショーとしてパワーアップしておくる。

初回は、DREAMS COME TRUEの名曲「晴れたらいいね」に、五百城茉央&池田瑛紗&一ノ瀬美空が挑戦。さらに、サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」をスタジオメンバー全員で熱唱する。

また、コント「バリバリ!千葉魂」は、千葉県出身のメンバーが特攻服に身を包んで登場。“千葉がテッペンをとる”を合言葉に、総長・アヤ(小川彩)が束ねるヤンキー軍団・千葉魂。ある日、千葉魂の前に、スカジャンを着た謎の2人組が現れる。魅力あふれる未来のスターを目指し、さらなる進化を遂げる5期生のチャレンジに注目だ。

メンバーの井上和は「数カ月収録がない期間がちょっと寂しくて、『新・乃木坂スター誕生!』を見返していたんです。スタジオはもちろん、5期生とオズワルドさんがいる空間が懐かしくて、ここに帰ってこられたことがすごくうれしいし、安心感もありました」と新シリーズのスタートを喜ぶ。

コントへのチャレンジについては、「コントを始める前は緊張していて、『面白くできるのかな?』と実は不安が大きかったです。でも、いざやってみたら思っていた100倍くらい、本当にとても楽しくて。自分じゃない誰かになれるのも面白いし、アドリブで自由にできる場面もあって、オズワルドさんと一緒に化学変化を起こしている感覚が楽しかったです。お二人は、私たちが力不足でつなげないところを助けてくださるのがコントをしていて伝わってきましたし、今日の収録でもそういった部分をあらためてすごいなと感じて、自分もそんなふうになれたらと憧れます。コントがすごく楽しかったし、今までの自分とは違う自分を演じるのが面白かったので、今度はギャルをやりたいです。新たな自分を見てみたいですね。(冨里)奈央ちゃんと男装もやりたいねって話していたり。あとは魔法少女! 魔法を使いたいし、変身したいです。コントで夢がかなうといいな(笑)」とやる気満々。「タイトルが“新”から“超”にパワーアップして、私たちの歌や見せ方もパワーアップしていると思います。コントでも違った一面をたくさん見せられたらと思うので、ぜひいろんな角度から楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールする。

川﨑桜は「3カ月ぶりの収録は、もう半年くらい経ったような懐かしさがありました。でもスタジオに入ってスタッフの皆さんの顔を見た時に、ここがホームだなって実感しました。最初は久しぶりなのでドキドキしたんですけど、オズワルドさんも新衣装を着ていて、とても新鮮な気持ちで始められるんじゃないかなって思いました」と久々の収録の感想を述べる。

コントへの挑戦に関しては「私はお笑いにあまり詳しくないので、コントのイメージが全然湧かなかったんです。でも、やってみると楽しくて。最初は5期生みんな緊張してセリフを読むだけだったけど、やっぱりオズワルドさんが加わってアドリブを入れてくださることで、空気感がガラッと変わるんです。一言二言あるだけで演技じゃない楽しさ、面白さが生まれるので、芸人さんは本当にすごいなって感じました。何回も撮っていくうちにみんな楽しんでいて、その空気感も伝わったらいいなって思った撮影でした。この3カ月間の活動で、みんなそれぞれ多くのことをさまざまな場所で吸収してきたと思うので、新しく吸収したことを、この番組で出していけたらいいなと思います」とオズワルドの存在の大きさに触れる。

続けて、今後は「私は(井上)和と一緒に『ふたりはプリキュア』をやりたいです。2人で何かやれたらいいなって話していて、和と私は正反対のタイプなのでぴったりかなって(笑)。キラキラしたドレスを着て、プリンセスの役もやってみたいです」と前向きな様子を見せた。

オズワルド・伊藤は「最初、3カ月ぶりに会った一ノ瀬(美空)さんが緊張して僕たちに人見知りして、本当に全く目を合わせなかったんです。忘れないように、荷物に僕らの顔写真を縫いつけてやろうかと思いました(笑)」と明かす。

コントにも参加してみて「コントはわれわれも普段やらないですから、メンバーと一緒にやっている感じで、リードしてる感覚は全くないですね。基本的にみんなうまいですけど、中西(アルノ)さんのセリフの間とかタイミングと顔、全部完璧なコントがあって。『こうやったら面白い』みたいな感覚が明確にある子なんだなって思いました。前回のシリーズで、5期生がどういう子なのか視聴者の皆さんも僕らもちょっとずつ分かってきたと思うんです。今回は歌以外のことにも挑戦するので、もっともっと個人のキャラクターが見えてくるのかなと。新たな一面に本人たちも気付いて、成長していくところをみんなで見守ってほしい、これは『トゥルーマン・ショー』だと思って見てほしいですね(笑)」とさらなる5期生の魅力が伝えていく。

加えて、メンバーに対し、今後は「キャラクターが正統派のメンバーも、ギャップが結構面白いんです。男役でもいいですし、とびきり暗い役とかでもいいですし。“ぽくない”のをいっぱいやってほしいですね」と期待を寄せた。

相方の畠中は「僕らは久しぶりに会えてうれしいなと思ってたんですけど、一ノ瀬さんがめちゃくちゃ人見知りしてて。今まで1年間やってきたことがゼロになってるかのようで、それだけちょっと悲しかったです(笑)」と久々の再会に少し距離があったことを残念がる。

コントについては「あらためて画面を通して見るとみんなすごくうまくて。奥田(いろは)さんや冨里さんは、ヤンキーはちょっとヘタレに見えるけど、普通の高校生みたいな、女子!って感じの役がすごくナチュラルでうまいですね。僕は自分で見て『あ、こんな下手なんだ』と思いました(笑)。僕ら普段はコントをあまりやらないので、一緒に新しいことにチャレンジさせてもらってます」と、オズワルドにとっても挑戦であることを伝える。

そして、「番組は前回から引き継いでいる部分と、コントも含めて今回から新しく挑戦するものもあると思うんです。深夜枠ならではの手作り感の中で、スタッフさんがどんなものを提案してくるのか、その中でどんなふうに楽しく面白いものを作っていくのか、僕らも楽しみにしています。冨里さんは、崖に犯人を追い詰める刑事とかやってほしいです。追い詰めてるのに追い詰めきれない、みたいな(笑)。全くイメージにないこととかもやったら面白そうな気がします」と語っている。

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