シバザクラ・桜・菜の花 陽気に誘われ宮城県各地で見頃

11日の宮城県は高気圧に覆われ、午後3時までに丸森で26.1℃、白石と蔵王で25.3℃と2023年に初めて最高気温が25度以上の夏日となりました。白石市ではシバザクラの開花が早まり、満開は例年より1週間ほど早まりそうです。

じゅうたんのように広がる白やピンクのシバザクラ。白石市では午後1時40分ごろに25度を超えて2023年初めての夏日を観測しました。

約1万6000株のシバザクラが植えられているスパッシュランドパークでは、例年より1週間ほど早く開花。現在は3割ほどが見頃を迎えていて22日ごろには園内全体のシバザクラが満開になるということです。

「今まで桜がちょっと白っぽいお花が一杯で一色だったんですけど、だんだんピンクとか紫とかいろんなお花の色がたくさん出てきたので凄く見栄えもあって楽しみがたくさんできていいと思います」「すごいですね。この気温でちょっと風が吹いてこの景色だと本当に気持ちがいいですね」

大崎市鳴子温泉の川渡地区では、江合川の河川敷に咲く桜と菜の花が同時に満開になっていて、花の共演を楽しむことが出来ます。 天気にも恵まれ菜の花の甘い香りが漂う中、訪れた人たちは散策したり写真を撮ったりして楽しんでいました。

「桜と菜の花のコントラストがとてもきれいで良いなと思いました」「残雪の白とこの時期の黄色、桜の色、こんな近くに素晴らしい場所があるとは初めて知りました、最高です」

桜は今週いっぱい、菜の花は4月下旬頃まで楽しめるということです。

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