伊藤かずえさんの『シーマ』が登場。ニッサン、オートモビルカウンシル展示車両と“90周年”ロゴを発表

 日産自動車は4月14日(金)から16日(日)にかけて、千葉県千葉市の幕張メッセで開催される『オートモビルカウンシル2023』の出展概要を発表し、“ハコスカ”ことC10型『スカイライン』や、伊藤かずえさんの愛車である初代『シーマ』、軽電気自動車の『サクラ』など計5台の車両をニッサンブースに展示することを明らかにした。

 2023年で8回目の開催となるオートモビルカウンシル。「クルマを超えて、クルマを愉しむ。CLASSIC MEETS MODERN AND FUTURE」がテーマである同イベントは、国内外の主要自動車メーカーおよびヘリテージカー販売店が一堂に会する自動車展示ショーだ。

 この催しにおいて、ニッサンは「Love Stories with NISSAN – Enjoy your favorite one in everyday life」をテーマにブース出展を実施し、既存の価値観にとらわれず、それぞれのスタイルでニッサン車を愛し続けるオーナーたちの愛車を展示する。そのうちの一台が女優・伊藤かずえさんが30年以上にわたって乗り続けている初代『シーマ』だ。伊藤さんの愛車であるこのシーマは2021年にフルレストアを受けたことで話題を集めた

 この他、ブースには20代のオーナーである小池一博さんの1989年式『パオ』、ニッサンで開発エンジニアを務める丹呉いづみさんの1988年式『フェアレディZ バージョンS』に加え、日産ヘリテージコレクション所蔵で今回、公道乗車体験予定車となっている1970年式『スカイライン 2000GT』、さらに日本カー・オブ・ザ・イヤー2022-2023で大賞にあたる“イヤーカー”に選ばれた軽自動車バッテリーEV『サクラ』が並ぶ予定となっている。

 さらに会期初日の14日(金)には伊藤さん、小池さん、丹呉さんをゲストに迎え、『オーナーが自ら語る、私と愛車のストーリー』をテーマにしたトークショーも予定されている。このトークイベントは当日、YouTubeで無料ライブ配信(https://youtu.be/wNMcqhp4DW0)されるため、会場に来られない方も視聴可能だ。

日産自動車90周年ロゴ。ニッサンの創設は1933年12月26日

 ニッサンは今回の出展概要発表と同時に、2023年に同社が創立90周年を迎えることからアニバーサリーイヤーを飾る新しいロゴを作成し、これを初公開した。

「90」の数字から斜め上方に突き抜けたラインが印象的なデザインは、創立以来追及してきたモビリティにおけるイノベーションを、今後も探求し続けていく決意を表現したものだという。ニッサンは90周年ロゴの発表に際し、「2023年を通じてこのロゴとともに90周年の節目を、さまざまなかたちで盛り上げていく」としている。

■オートモビルカウンシル2023 NISSANブース概要

●展示車両[オーナー]
・1970 スカイライン 2000GT(日産ヘリテージコレクション 公道乗車体験予定車)
・1989 パオ[小池一博さん]
・1990 シーマ[伊藤かずえさん]
・1998 フェアレディZ バージョンS[丹呉いづみさん]
・2023 サクラ
●トークイベント
テーマ:「Love Stories with NISSAN – Enjoy your favorite one in everyday life」
日程:4月14日(金) 特別内覧日 13:00~13:30(配信あり、音声:日本語のみ)
  4月15日(土)、16日(日) 一般公開日 13:00~13:30(配信なし)
登壇者:日産自動車株式会社 グローバルブランドエクスペリエンス部 中山竜二
ゲスト:伊藤かずえさん/小池一博さん/丹呉いづみさん
トーク内容:オーナーが自ら語る、私と愛車のストーリー
配信URL:https://youtube.com/live/wNMcqhp4DW0
※15日と16日は伊藤さんの登壇なし

ニッサン・スカイライン 2000GT
オーナー紹介:伊藤かずえさん1966年12月7日生まれ。1979年のデビュー以降さまざまなドラマ、映画、情報・バラエティ番組に出演。趣味は、書道、洋裁、インラインスケート、スキューバーダイビング、乗馬。
オーナー紹介:小池一博さん2002年生まれ。小学6年生の頃、パイクカーに一目ぼれして以来憧れ続け、免許取得の半年前にバイト代でパオを購入。以来少しずつ手を加えながら、通勤や買い物などの普段使いから週末のドライブまで、ほぼ毎日使用している。
オーナー紹介:丹呉いづみさん1995年生まれの28歳。高校生でZ32に一目ぼれし、19歳で免許取得後念願のオーナーとなる。現愛車は保有歴5年目で、現在20万キロ超でありながらメンテナンスと日常使いを両立させている。日産自動車入社6年目。国家一級小型自動車整備士免許を取得後、日産自動車の開発エンジニアとして入社する。
軽規格のバッテリーEV『ニッサン・サクラ』

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