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2023年4月11日に公開された動画のテーマは……保守分裂＆維新参戦！現場では何が起こっていた？畠山理仁の奈良県知事選挙ルポ！①
ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、奈良県知事選挙について現地取材した際の写真を交えつつ語っていただきました。
畠山氏が現地で感じた驚きポイントとは？
【このトピックのポイント】
・聴衆は少ないが車の先導もビラ配りも山下氏のスタッフは全力
・保守分裂で平木氏の応援弁士は「荒木さんへの投票は維新の応援」と訴える
・総決起集会には高市氏も登場し会場は大盛り上がり
奈良県知事選挙 結果
2023年4月9日に投開票を迎えた奈良県知事選挙は、日本維新の会が大阪以外で初の知事誕生となるか、また現職の荒木氏と高市氏の元側近である平木氏が保守分裂の構図となっており、票がどう動くかが注目されていました。
結果は日本維新の会公認の山下氏が26万6404票を集め当選。
畠山氏は現地で6名の候補全員に取材を行っており、その時の写真とともに奈良県知事選挙を振り返ります。今回は山下氏と平木氏を紹介します。
全力のスタッフがすごい！初当選の山下氏
畠山氏が法隆寺駅近くの交差点で最初に取材したのは山下氏。
写真に聴衆はほとんど写っていませんが、近くのマンションから出てきて声をかける住民や通りすがりにクラクションを鳴らして応援するドライバーの姿が見られたとのことです。
畠山氏「本当に立ち止まって聞いている人が少なくて」
畠山氏が驚いたのはスタッフの動き。演説が終わった瞬間に700ｍほど先の次の演説場所に2人が走って車を先導していたそうです。
また、ビラ配りも1か所に固まることなく、人のいるほうにうまく散らばって配布するなど巧みな様子が見られました。
山下氏も選挙カーのスピーカーの位置を聞こえやすいように自らセッティングするなど精力的な様子だったとのこと。
山下氏は演説の中で奈良県の道路整備率の低さを指摘。内容はシンプルでわかりやすく、また車で取材に向かった畠山氏自身も実感する部分があり、山下氏の主張は「刺さる」と感じたようです。
取材時は聴衆の少なさに驚くところもありましたが、演説の内容や陣営の様子から「一生懸命やっているところを期待して投票した方がたくさんいらっしゃったということじゃないかと思います」と畠山氏はコメントしました。
応援弁士が熱い！保守分裂の平木氏
こちらは出発式直後に車に乗り込む平木氏の様子。
集会には応援弁士として奈良県内の首長が集まり、保守分裂に言及していたとのこと。畠山氏によると、応援演説では平木氏対山下氏の構図を強調し「荒井さんに投票するということは維新を応援することになる」という論理で平木氏への投票を訴えていたそうです。
MC千葉佳織「それは公（おおやけ）でみなさんおっしゃるんですか？」
畠山氏「公で言ってますね！」
応援弁士の演説では候補者本人が言えないことを熱く語っており、畠山氏は「こんな激しいことを首長さんがおっしゃるんだ」と感動した様子。陣営の状況も伝わってくるようです。
今回の奈良県知事選挙では高市氏の動向も注目されました。
もともと告知があった3月26日の決起大会に高市氏は現れませんでしたが、4月7日の総決起大会には告知なしで登場。壇上で保守分裂の経緯を丁寧に説明しました。
会場には1500人近く集まり、最後には平木氏コールで盛り上がりは最高潮に。
その様子から察するに平木氏の陣営は手応えを感じていたのかもしれませんが、結果は山下氏に敗れることとなりました。
保守分裂の状況については平木氏・荒井氏どちらの陣営も相手を悪く言うような様子はなく「選挙で決着をつける、有権者に判断してもらうかない」というスタンスだったとのことです。
動画本編はこちら！
保守分裂の奈良県知事選挙！山下氏・平木氏の陣営はどう盛り上がっていた？
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