「神戸アリーナプロジェクト」 協創パートナーシッププログラムへウイングアーク1stが参画

~北九州市の公共施設予約の実証実験に続き、スマートシティ領域において更なる連携~

2023年4月11日
ウイングアーク1st株式会社
株式会社スマートバリュー

ウイングアーク1st株式会社(住所:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO 田中 潤、以下:ウイングアーク1st)と株式会社スマートバリュー(住所:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長 渋谷 順、以下:スマートバリュー)は、2023年2月14日付にて締結した資本業務提携(以下、「本提携」という)に基づき、(1)行政手続きデジタル化領域の事業開発、(2)スマートシティ及びモビリティ領域の事業開発、(3)新規ビジネスの開発及び既存事業のスケールアップ、(4)その他ビジネス支援に共同で取り組んでいます。

この度ウイングアーク1stは、本提携における「(2)スマートシティ及びモビリティ領域の事業開発」の具体的取り組みの一環として、新たにスマートバリューの連結子会社である株式会社One Bright KOBEが推進する「神戸アリーナプロジェクト」に参画し、DXパートナーシップ(データ活用)を締結しました。神戸アリーナを利用する皆様のイベント参加や購買などの体験をデータ活用により利便性を向上させる、ユーザーフレンドリーなまちづくり(スマートシティ)の社会実装に向け取り組んでまいります。

神戸アリーナ(仮称)完成イメージ

●本パートナーシップの背景

「神戸アリーナプロジェクト」は、ハード・ソフト・デジタル・ソーシャルの4つがつながるSmartest Arenaをコンセプトに、アリーナ基点での地域活性化への貢献と社会課題解決を図る、次世代に誇れる神戸のランドマークプロジェクトを目指しています。

ウイングアーク1stは、「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。」をビジョンに掲げており、このたび記念すべき第一弾としてデータ活用におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップを締結いたしました。今後、神戸市との事業連携協定(*1)に基づき、アリーナを基盤としたデータ活用におけるデジタルイノベーションの創出を共同で推進し、データ活用により利便性を向上させる、ユーザーフレンドリーなまちづくり(スマートシティ)の社会実装に向け取り組んでまいります。

●神戸アリーナプロジェクトの「協創パートナーシッププログラム」について

神戸アリーナプロジェクトは「この世界の心拍数を、上げていく。」を存在意義に、神戸市との事業連携協定に伴い50年の長期的視座で運営していく民設民営プロジェクトです。2025年4月に開業するアリーナを基点に、アリーナ周辺にも日常的ににぎわいが生まれる地域活性化への貢献と、社会課題解決型アリーナの創出を目指しています。また、アリーナ館内にはVIPラウンジを兼ね備え、新たな観戦体験の提供を予定するほか、複数件のテナント出店・飲食店を予定します。

神戸アリーナプロジェクトは、本ビジョンにご賛同いただき、アリーナ基点でのまちづくりや持続可能な社会の実現に向け、本「協創パートナーシッププログラム」により相乗効果を生み出す企業・団体の皆様と共に推進していきたいと考えております。従来の広告露出に重きを置いたスポンサーシップとは異なり、民設民営アリーナならではの柔軟性を持った取り組みで、新たなまちの魅力作りに協業いただける企業・団体の皆様を募集しています。

(*1)神戸市との事業連携協定について

神戸市とスマートバリューが「都心・ウォーターフロントエリアの未来づくり」に向けた事業連携協定を締結しています。本協定により、アリーナを基点とした三宮・ウォーターフロントエリアの回遊性向上や、デジタルイノベーションの社会実装により、テクノロジーを活用した産官学共創に取り組み、港都神戸を象徴する都心・ウォーターフロントエリアのさらなる活性化の実現を目指しています。

またウイングアーク1stとスマートバリューが「(1)行政手続きデジタル化領域の事業開発」の分野において、先立って協業した「北九州市の行政手続き(公共施設予約)オンライン化に関する実証実験」は、2023年3月末で実証実験を終了しました。今後は両社ともに今回の実証実験を通じた知見やノウハウを活かし、行政DXのSaaS開発を加速して推進してまいります。

さらに「(4)その他ビジネス支援」においても、定期的な情報共有、相互人材交流を推進するなど連携を強化し、本提携のシナジーを生み出す取り組みを継続的に実施しています。

【ウイングアーク1st株式会社 会社概要】

【株式会社スマートバリュー 会社概要】