こいのぼり生産ピーク/岡山・和気町のメーカー【岡山・和気町】

5月5日の端午の節句を控え、岡山県和気町のこいのぼりメーカー・徳永こいのぼりでは、生産がピークを迎えています。
徳永こいのぼりは年間150万匹と、生産数で国内のおよそ3割を占めるトップメーカーです。
2月中旬からアルバイトを雇い、作業員14人が休日返上で一日100匹~200匹のこいのぼりを生産しています。
少子化の影響で購入単価は上がってきていて、アクセントに桐や鳳凰といった古典的な絵柄が薄く入ったものなど、高級志向が高まっているということです。
売れ筋は、長さが5~6メートル、15万~20万円のものだそうです。
こいのぼりの注文は5月に入ってもあると見込まれることから、忙しさはこどもの日間近の5月の1、2日までは続きそうだということです。

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