『Dr.チョコレート』制作発表記者会見、坂口健太郎「現場は賑やかで和気あいあい」

2023年4月期日本テレビ系・新土曜ドラマ「Dr.チョコレート」。「チョコレート・カンパニー」アジトで制作発表記者会見を開催!

4月22日の放送開始に先駆け、主演・坂口健太郎、白山乃愛、西野七瀬、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴の超豪華キャスト9名がドラマの見どころや、撮影現場での秘話を語る!すでにチームワークの良さが伝わり、本編が楽しみになるトークが展開された。

記者会見の会場となったのは、ドラマを撮影している神奈川県内のスタジオ内に設けられた、医療スペシャリスト集団「チョコレート・カンパニー」のアジト。ここは、遊園地のバックヤードにある控室の設定。
主演・坂口健太郎率いる「チョコレート・カンパニー」メンバー、白山乃愛、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴の8人は、直前まで行われていた手術シーンの撮影のまま、チョコレートカラーの手術着で、また、Dr.チョコレートの正体を追う敏腕新聞記者・奥泉渚を演じる西野七瀬は、シックな黒のセットアップで登場!

会見冒頭、坂口は作品について「今回の作品は、医療ものという柱に加え、僕の演じるTeacherと唯のバディ感、カンパニーのチーム医療、さらに奥泉が追う謎というサスペンス的な要素も入っていて、ドラマを作る上での要素がふんだんに盛り込まれている作品だなと思います。毎話登場する、10歳の唯のオペシーンでの目を見張るような手術の冴えや、みんなのチームワークなど、たくさん見どころがあると思います」と紹介。

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続いて、初のドラマ出演にしてDr.チョコレートという大役を演じる10歳の白山が「初めてのドラマでわからないところもいっぱいあるけど、一生懸命に頑張ります!」と、初々しく意気込みを語ると、会場からは思わず拍手が。

西野は自らの演じる奥泉について、「いろんな真実を暴いてきたエース記者という設定で、相手との距離感が詰め方もすごいし、そんなこと言っちゃうの!?というようなことを平気で言ったりできちゃったり、だからこそ活躍してきたという奥泉役は、自分にとって大きな挑戦だと思う役です」と、これまでに演じたことのない役柄への意気込みを語った。

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アニメを愛する臨床工学技士、ギルベルト役を演じる葵は「この個性豊かなカンパニーの一員としてギルベルトというあだ名を唯ちゃんからもらっています。アニメが好きな設定で、随所にいろんなアニメの名言やアニメをもじったようなセリフが多いので、その部分も楽しみながら、ギルベルトの個性をどうやったら出せるかなと考えながら演じています。さらにカンパニーのチーム力もすごく大切な部分だと思うので、この凸凹なのかぐちゃぐちゃなのかよくわからないこのメンバーのチーム感を出せるように頑張っていきたいなと思っております」と語った。

鈴木は、自らの演じる足湯役について「普通の専業主婦で足湯が大好き、足湯をする時間が一番幸せというところに幸せの価値観を持っている役」と紹介したうえで、「このカンパニーって普段出会ってたら友達にならないであろう、それぞれに共通点がないメンバーなんです。でも、そのメンバーが人の命を助けたいっていう気持ちで一つになって行く様はすごく現代っぽいなと思います。それぞれの個性ある人たちが一つになって、お互い認め合って何か一つのことをやり遂げるっていうこと自体が、多種多様性を認め合う現代社会に合っていて、誰も取り残さない優しいドラマだなって思ってます」と語った。

普段は全く売れないお笑い芸人の放射線技師を演じる前田が「今回漫才をするシーンがあったりして、その監修に元オジンオズボーン篠宮さんが入ってくださっています。小学生で(実の兄弟によるお笑いコンビ「まえだまえだ」として)漫才をやっていた頃によくご一緒していろいろお世話になった方でもあったので、そういう方に今回、漫才のネタを書いてもらって教えてもらって、それを披露するっていうのは、すごく僕にとって感慨深いことだったので、せっかく書いてくれたネタが無駄にならないよう、大事に漫才をしたいなと思っております」と、まるで役柄そのもののお笑い芸人のような意気込みを語り、カンパニーメンバーからは一斉に「漫才だけ!?ドラマは!?」と突っ込みが入り、撮影現場の和気あいあいとした雰囲気の一端をのぞかせる一幕も!

とにかくいい人な臨床検査技師・出川役を演じる古川からは「出川は、定期的にボランティア活動に参加するような、まさにいい人なんですけれども、なぜいい人になったのかというのが出川の面白いところ。作品としてはとてもファンタジーな要素がありながら、医療シーンはとてもリアルガチで、それをお届けするのがとても大変ですが、この会見をご覧いただいている通り、すごくアットホームな空気でやらせていただいているので、その空気感が伝わったらいいなと思っています」と役名の由来になったアノ人の決め台詞も!

ギャンブル狂いの麻酔科医・残高役を演じる小澤は、開口一番「残高、という、役者人生で初めてお金の状態を表す役名をいただきまして、本当に身の引き締まる思いです」と会場を沸かせたうえで、「今回、本当にカンパニーのチーム力がすごくよくて。特に、乃愛ちゃん、あえて白山乃愛さんと呼ばせていただきますが、乃愛さんが本当に芝居経験が0のところから、こんなにいい表情するかっていうのを毎回毎回もびっくりしながら見ています。本当にそこに注目してもらえたら」「ほんと親戚みたいな感じですね。親戚のおじさんみたいな感じです。どうぞ見てください。よろしくお願いします」と、白山に、まさに家族のようなあたたかなエールを贈った。

ウナギが大好きなオペ看護婦のうなぎ役を演じる斉藤は「最後に何かをしゃべるというのがこんなにも辛いものかということを今ひしひしと感じています(笑)」としつつ、「皆さんのお話を聞きながら、改めて、それぞれの役が人間のいろんな感情や状態、それは使命感であったり、才能であったり、幸せ感であったり、あるいは自分の中の弱さを隠した元気さだったりを表す役割を担っているなということを感じました。なおかつ、それぞれのキャラクターがみんな実は陰に隠しているものを持ちながらも、表に出てくるものにはすごくテンポ感の良さとかグルーブ感とかがあります。さらに、10歳の女の子が天才外科医という、ある種、荒唐無稽ともいえる設定、そのリアリティのないところから、どんな風にしてポップで面白いお話を作っていくかというのは、演出、編集などはもちろんですが、役者の本気度にもかかってくると思うので、グルーヴ感やスピード感のある格好良い面白さみたいなものも一緒に作り上げていけたらと撮影しながら感じています」と、カンパニーのまとめ役という役柄同様、最後を締めくくった。

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さらに会見は、撮影時のエピソードなどを交えたクロストークへ!

斉藤が、「(坂口と白山は)とても仲良し!撮影していない時間も、いつも一緒にいて、坂口さんも優しいし、乃愛ちゃんも本当に心を開いていて、すごく素敵だなと思ってみています」と、坂口と白山のバディーぶりに太鼓判を押すと、坂口も、「(特に手術シーンなどの緊張感のあるシーンを)撮影していると、大人でも体力的にも疲れてくると思うんですけど、でもそういう時に一番しんどいであろう乃愛ちゃんがニコニコしてくれていて、撮影自体を楽しんでいる姿を見られるのがすごく嬉しい」と笑顔を見せる。
白山の「とっても楽しいです!スタッフさんたちや出演者の人たちがとても優しくしてくれて、初めてのドラマがここで良かったなって思います」の言葉に、「天使みたい!背中に羽が生えてずっと浮いているんじゃないかな。(小澤)」と、キャスト一同が相好を崩す場面も。

また坂口の好きな所を聞かれた白山が「面白い、優しい、格好良い!あと…、周りのみんなを笑顔にしてくれる」と答えると、坂口から「それはあなたですよ」と返事があり、二人のやり取りに会見場が温かな空気に包まれた。ドラマの中だけでなく撮影現場でも二人の間に確かな信頼関係が生まれていることが垣間見える一幕となった。

さらには、西野が語る、クールに見える坂口の意外な一面や、白山が出演者につけたあだ名、出演者同士が語るお互いの意外な一面や、小澤が白山を抱っこして登場!などなど、撮影現場の空気感が伝わるエピソードなども飛び出し、約1時間の会見は大盛り上がりのうちに終了した。

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◆『Dr.チョコレート』(よみ:どくたーちょこれーと)
◆2023年4月期土曜ドラマ(毎週土曜よる10時放送)
初回放送 4月22日
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