佐野で今年2度目の夏日 県内13地点が今年最高 12日から黄砂注意

 県内は11日、上空に南から暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上がり、各地で5月中旬~6月中旬並みの陽気となった。最高気温は佐野で25.7度を観測し、今年2回目の25度超えの夏日となった。

 宇都宮地方気象台によると、最高気温は14観測地点のうち、佐野を除く13地点で今年最高となった。多くの地点で平年より7度前後高く、小山が24.9度、那須烏山24.4度、宇都宮と真岡が各24.3度だった。

 一方、県内は12日午後から13日にかけて、広い範囲で黄砂の飛来が予想される。場所によっては視界が悪くなる恐れがあり、同気象台は注意を呼びかけている。

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